How to start a Startup / スタートアップの始め方

成功するスタートアップを作るには3つのことが必要になる。 優れた人たちと始めること。 顧客が実際に欲しがるものを作ること。 可能な限りわずかの金しか使わないこと。 失敗するスタートアップのほとんどは、 これらのうちのどれかをやり損ねたために失敗している。 この3つをちゃんとやったスタートアップは多分成功するだろう。

人

優れた人という時に意味しているのは何か？ これはその人が自分の仕事を度が過ぎて真剣にやるということだ。 自分の仕事をあまりに上手くやり、 プロフェッショナルを通り越して強迫的なほどになるということだ。 営業であれば、 ノーという答を決して受け取ろうとしないような人だ。 ハッカーであれあば、 コードにバグが残った状態でベッドに行くくらいなら朝の4時まででも 起きているような人だ。 プログラマについては追加で行うテストが3つあった。 その人は純粋に頭がいいか。 そうであるなら、 その人は物事を成し遂げるか？ そして最後に、 ハッカーの中には我慢しかねる個性を持った人もいるので、 一緒にいて耐えられるか、 というのがある。 私たちが我慢できなかったのは 態度がばかでかい人間だ。 純粋に頭のいい人というのは、 「知らない」、「多分あなたの方が正しい」、「私はxのことはよく理解していない」 というようなことを言える能力によって識別できる。 スタートアップにビジネスの人間を入れたいと思う理由が1つある。 顧客が何を求めているのかということに 喜んでフォーカスできる人間が少なくとも1人必要なのだ。

顧客が求めているもの

これを気に掛けなければならないのは スタートアップばかりではない。 ビジネスが失敗する原因のほとんどは 顧客が求めるものを与えないことだと思う。 失敗するスタートアップのほとんど全てについて言えるのは、 本当の問題は顧客がその製品を欲しがってないということなのだ。 顧客が欲しがるものを作るための唯一の方法は、 彼らの前でプロトタイプを造り、 彼らの反応に応じて改良していくということなのだ。 ユーザーについて調査することなく あなたに作れるソフトウェアというのは、 あなたが典型的なユーザーであるような ソフトウェアに限られる。 しかしそのようなものはオープンソースとして作られる傾向がある。 オペレーティングシステムや、 プログラミング言語や、 エディタなんかがそうだ。 だからもしあなたが金になるテクノロジーを開発しようというなら、 あなたは多分自分のような人のためのものを 開発することにはならないだろう。 実際このことは スタートアップのアイデアを出すための方法として使うことができる。 「自分のようでない人たちがテクノロジーに望むものは何か？」 スタートアップは人々が以前手にしていたのより良いものを提供することで金を得る。 だから一番チャンスがあるのは最も状況がひどいところということになる。 そして企業のIT部門以上にひどいところを見つけるのは難しいだろう。 あなたは企業がソフトウェアに費やしている金額がどれほどになるか聞いても信じないと思う。 そしてそれによって彼らが得ているのはクズだ。 このアンバランスが、すなわちチャンスなのだ。 スタートアップのアイデアが欲しいなら、 あなたにできる最も効果的な方法は、 中くらいのサイズの非テクノロジー企業を見つけ 彼らがコンピュータを使って何をしているか2週間ほど観察することだ。